南山小学校　二次試験　親子面接第一日目を終えて

今日は、南山小学校の二次試験親子面接の第一日目でした。

南山小学校の創立時より、受験のお手伝いをして参りましたが、試験の日に

雪が降ったのは初めてのことです。

小学校内は、あたたかく、「タイツを履いていきましたが、向こうで、ソッ

クスに履き替えました」などの声も届きました。

年長児の受験生たちが、面接試験を受けている間、スクールでは、朝の９時

代から、夜の7時過ぎまで、終日、新しく入校を希望されるご家族の入校の説

明会や個別面談をさせていただきました。

「合否のポイントは何ですか」、といったご質問や、「試験形式について」の

ご質問、「幼稚園選びのポイント」等、さまざまなご質問をいただきました。

新しいご家族との面談の時間には、何年も受験のお手伝いをさせていただいて

いるうちに、いつの間にかあたりまえになってきてしまっていることに、改め

て気付かされることが多々あります。

保護者の方々は、通常、「いつから」「どういう方法で」「なにを」といった、

ダイレクトで具体的な必勝法をしりたいのだと思いますが、子育て、また、小学

校受験には、これをすればOKというのもは残念ながら存在しません。

けれども、普遍的に、大切にすべきことということはいくつかあります。

本日、面接試験を終えたご家族の方々からは「無事、終了しました」という、ご

報告のお電話をいただきましたが、その際には、どのようなことを質問されたの

かを、みなさん、簡単に報告して下さいます。その中に、以下のような質問を受

けましたとの報告を受けました。

「日常生活の中で、ご夫婦で、お子さんに、

        なにを伝えようとしてきましたか」

この質問は、これまでも、何度も聞かれてきている質問で、ローレンシャンスク

ールの保護者の方々には、折々に考えて頂いております。

しかし、改めて考える、

「子育ての中で、自分たちは、何を、子に伝えようとして来たか」の問いは、とても

重く本質的な質問です。

何を伝えて来たか、という問いは、直接、言葉にして伝えてきたことばかりを示すとは

限りません。毎日の生活の中で、そして、生きていく上で、親の姿、子どもには、

どう映っているでしょうか。

『家族の平安を祈る母の姿』、『夫を見送る母の姿』、『子の幸せを祈る母の姿』

『妻を気遣う、夫の姿』 『年老いた両親に感謝し、気遣う、親の姿。』

『食べ物の恵みに感謝する姿。』『今日、一日、無事に過ごせたことに感謝する大人の姿。』

子どもに、なにをさせるか、ではなく、

                                        親がどのような姿を見せるのか。

新しいスクール生をあらたにお迎えするにあたり、あらためて、わたくしたち大人の生きる

姿勢を振り返り、大切にしなければならないと思いました。

明日の南山小学校での面接の時間が、みなさまにとって、心豊かな時間となりますように。

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☆ 新入校を希望される方は、個別の面談のご予約をお願い申し上げます。

（火曜日から土曜日の午後1時～7時）

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